ブライダルビジネスはマーケティング能力と運営マネジメントのノウハウで戦う時代

これまで婚礼会場を運営する方法は経験が大きな財産(たより)でした。しかし、今後の婚礼会場の運営は、経験以上に論理的な思考と計画に基づくノウハウがたよりになるでしょう。
すでに<勝ち組>と呼ばれる婚礼会場では、集客のための方法を確立し客単価アップの施策を実践しています。
これらの方法は、個々の婚礼会場で微妙に違っています。自社会場に合った方法やノウハウに修正し続けないと<勝ち組>にはなれなくなってきたのです。
<勝ち組>からヘッドハンティングされた人にマーケティングやマネジメントの能力があれば別ですが、大抵の場合営業成績やブランドホテルの勤務経験などが評価されて人材の移動が行われているのがブライダル業界です。
この慣例を踏襲している婚礼会場は、<負け組>のスパイラルから抜け出せないでしょうね。
わかりやすく言えば、<勝ち組>会場で働いていた人が<負け組>婚礼会場にヘッドハンティングで引き抜かれても勝ち組にはなれないということです。
なぜならば、婚礼件数の獲得実績は、会場の強みや特徴を知り得て為し得た個人の成績です。今や組織で売上を獲得する時代に個人の能力だよりで婚礼会場が<勝ち組>になるほど単純なビジネスモデルではなくなっているのです。
特に管理職の採用においては、ブライダル業界内からの人材採用でなく、思い切って他業界から人材を招き入れて婚礼チームを組織する方が<勝ち組>会場になる可能が高いのですが・・・
冷静に考えてみても、 営業実績がある=マネジメント能力がある なんて方程式が成立するとはいえません。婚礼会場の経営者や運営責任者は、成績優秀者や経験だけ長い人がマーケティング能力やマネジメント能力があるとは言えないことを知っておくべきです。
今後のブライダルビジネスには、論理的にビジネスモデル(収益モデル)を分析してどの部分が他社より優位に立っているのかを見極めて、その部分に特化していく運営方法を実践できる組織を持っているかいないかで決まるでしょう。
婚礼ビジネスの成功は婚礼会場の豪華さや設備でなく、リサーチ力や分析力を持っている人材の質と量で決まる時代になっていることに気付くべきではないでしょうか。 (三本賢治)
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